ホーム解決、チェアータイムアタックトレーシステムバイト調整咬合器アジャスト
   
 
ギャラリー
技工情報
   

 

 

補綴物作製の最大の基準は模型です。
私達は25年前にダウエルピン模型と決別いたしました。

それは、単に精密な作業模型が必要だったからです。

ずっと不思議でした。
これだけ補綴のテクノロジーが発展してきたのに、なぜ、模型だけが数十年前に考案されたダウエルピン模型を使い続けるのか?

1〜数本の細いダウエルピンで可撤模型を作製することに無理があると思います。
柔らかい石膏と細くて硬い金属のピンの組み合わせでは、可撤支台の確実な位置再現性は得られません。
地面に細い杭を打ち込んだのと同じ状態で、側方力が加われば簡単に揺れるし、回ります。 ましてや、抜き差しすれば穴もルーズになります。



ダウエルピン可撤支台は、形がドライバー(ねじ回し)と似てるとは思いませんか。
支台に触っている時の小さな力がピンの部分では数倍の力で作用するのです。
その力に抵抗するにはピンと石膏の接触面積が少なすぎます。
そしてピンの部分での僅かなガタが、支台部では増幅されて、大きな狂いとなって現れます。


また、プラスティック台を使用した様々な高価なシステムもありますが、ピンを応用していることで、位置の再現性という点でそれほどの結果は出ていません。

その点、トレーシステムは、溝と面で構成された接触部の総合面積はピンに対して数倍に相当します。
そして、その面は支台よりも外側にあるため、ドライバー効果のような力学関係は発生しませんし、逆にそれは減衰します。


アタックトレーの精密なトラックが歯列の位置再現性を高め精密な模型作りを可能にしました。
丈夫な素材のABS樹脂で製造されており長期の反復使用にも十分耐えられます。
細く精密なトラックですので、ブレや回転が極小に抑えられます。


模型側の精密なトラック。
下顎前歯部でも模型がトラックから外れるようなことがありません。


高精度の補綴物作製のためにダウエルピン模型を排除してアタックトレー模型を採用。
不思議なことに、サイズLのアタックトレーに、ほぼ全ての模型が収まります。
日本人の歯列形態は老若男女に関わらずあまり差がないことがわかります。


また、アタックトレーは規格化されておりますので、そこに模型の解剖学的指標を当てはめれば、即、基準模型としても成立いたします。
それにより、咬合器に解剖学的平均値を基準にマウントすることがとても容易になります。



   
[お問合せ]
E-メール
  TEL
0285-55-0500
  FAX 
0285-56-0573
  お気軽にご連絡ください。
お待ちしています。

 
 
ホーム解決、チェアータイムアタックトレーシステムバイト調整咬合器アジャスト
   
All rights reserved copyright (C) 2005 dent‐propCo.,Ltd